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<スターフライヤー>希望退職者を募集 定期の釜山線運休へ
毎日新聞 11月15日(金)21時2分配信
業績が悪化しているスターフライヤー(北九州市)は15日、北九州-韓国・釜山線の定期運航を来年3月で運休し、希望退職者約30人を募集する経営合理化計画を発表した。また、福岡県や北九州市などで構成する「北九州空港利用促進連絡会」が、釜山線就航支援の補助金7650万円の返還請求方針を固めていることについて、米原慎一社長は「猶予を含めてお願いしたい」と述べた。
スタフラは、円安による燃料費や機材費の負担増などで2014年3月期に17億円の最終(当期)赤字転落を見込んでおり、合理化で見込む10億円と合わせ、来年度は25億円程度の収益改善を見通す。
計画によると、希望退職者は、30歳以上の事務部門の社員が対象で、来月16~26日に募集する。委託先を含めて現在740人の運営体制を660人まで縮小。高齢社員らの退職を見込むほか、派遣の外国人操縦士11人は全員契約を解除する。
また、羽田-北九州、福岡線など国内全4路線を対象に運賃値上げも検討する。
記者会見した米原社長は「事業規模拡大を目指していたが、燃料費高騰など外部環境の変化が我々のスピードよりも早かった」と語った。また釜山線休止については「一番の不採算路線で、出血を止めなければならない」と述べた。
昨年7月に就航した釜山線は同社唯一の国際線で、今年9月までに約15万人が利用したが、日韓関係の悪化などで利用が伸び悩み、事実上撤退する。
【石田宗久】
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ソースが「毎日変態新聞」ですので、ややフィルターをかけて見るとしても、スターフライヤーの業績は芳しくないようです。
来年は、ANAのコードシェア便の割合を増やして、搭乗率の向上と、採算の強化を行うようです。
リーマンショックといい、原油高といい、航空業界は本当に外的な要因に大きく業績が左右されます。難しい、ビジネスなんだと改めて、考えさせられます。
釜山線については、韓国の反日活動の強化による嫌韓感情の盛り上がりで日本人観光客が減少。また韓国側は福島原発のネガティブキャンペーンにより、訪日韓国人が減少といった原因で、搭乗率は50%前後であったということです。
韓国との近距離国際線は、見通しが暗いでしょう。
日本-韓国間の人的交流の減少は、全ての要因が韓国側にあると個人的には考えています。
一度、徹底的に交流を絶ってみるのも、一つの手かもしれません。