FAAの型式認証試験飛行を行うホンダジェット量産1号機
--------------(記事抜粋)---------------
「HondaJet」新色塗装の量産1号機公開、2015年出荷へ
Business Media 誠 5月20日(火)15時8分配信
本田技研工業の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは5月20日(日本時間)、開発中の小型ジェット機「HondaJet」の量産1号機をスイスで開催されているビジネス航空ショーで公開。2015年のデリバリー開始に向けて量産体制を本格化すると発表した。
量産機の組み立てが続く製造工場
HondaJetの量産1号機は、GE Hondaエアロ エンジンズ製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を実装。今後は地上での機能試験を、2014年夏に初飛行を計画。量産1号機はパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施したカラーリングを採用し、既存のシルバー、赤、黄色、青と合わせ、全5色をそろえた。現在9機の製造を進め、2014年6月に10機目を加えることで量産体制を本格化する。
5色のカラーバリエーションを揃えた量産機
HondaJetは2006年に開発と市場参入を発表、2011年頃にデリバリー開始を見込んでいたが、米国連邦航空局(FAA)型式証明の取得や開発の遅れなどにより時期がずれ込んでいた。2015年1月~3月を目標にFAAの型式証明を取得し、早期の本出荷を目指す。
フライトセーフティー社に設置されたホンダジェット向けシミュレーター
最大巡航速度は778km/h。ライバル機比で燃費性能のよさとキャビンの広さが特徴。定員は5~6人。企業層や富裕層が使用するビジネスジェット機として、今後、年80~100機の生産を見込む。参考価格は約450万ドル(約4億5700万円、2014年5月20日時点)。
試験飛行を行う量産型ホンダジェット
--------------(抜粋終了)---------------
ホンダジェットが、米国での型式証明取得のための試験飛行を始めた事を、以前、ブログでご紹介しました。 ↓
試験飛行の進捗については、報道が行われていませんが、ネットニュースを見る限り、順調に販売に向けて準備が進んでいるようです。
ビジネスジェットで実績を作り、ゆくゆくは大型のリージョナルジェット、そして、旅客機ビジネスに。。。というのは、分かりませんが、いずれせよ、日本の技術で作られたジェットが世界中を飛び回るのは楽しみなものです。
エンジンも国産。これは、機体よりも一足先の2013年12月にFAAの型式証明を取得しているようです。
エンジンも含めて、純国産のジェット機が飛行する姿を早く見てみたいものです。
国産 ジェットエンジン HF120