総務省消防庁のデータに「消防防災ヘリコプターの操縦士に係る採用条件の変遷について」という資料がありました。
約30年前くらからの募集資格の変遷について、まとめてあります。
過去にどの地域の消防局航空隊が、どれくらいの採用規模で、どういった応募資格で募集していたのかが、よく分かる面白い資料になっています。
ざっくりと見ていて気が付くのは、
・ 型式限定が求められていた厳しい応募条件が、多発限定・単発限定のみになり応募の門戸が広がっている自治体が多い。
・平成20年度以降は公募のペースが上がっている。
という所です。
いわゆる経験豊富な団塊世代のヘリコプターパイロットの定年退職が相次ぎ、経験値のあるパイロットを採用するのが難しくなりつつある状況なのだと思います。
消防・防災航空隊への就職を考えられているヘリコプターパイロットの方は、ぜひ一度ご覧ください。